最奥の場所

奥地は静か

分譲住宅のイメージ

その分譲住宅の出入り口から一番遠くになるので、必然的に静かな環境を得ること ができるのが大きなメリットになります。 自動車やオートバイが走行する道路に近い手前の建物ほど騒音が大きくなり、 奥になるほど順番に静かになっていきます。 昼間はそんなに問題にはなりませんが、幹線道路の近くだったりすると夜は かなり影響を受けるかもしれません。 特に眠りの浅い人、ちょっとした騒音で目が覚めてしまう人は消防車やパトカーの サイレンで睡眠を邪魔されて、毎日寝不足になってしまいます。 ですから静かに暮らしたい、夜は安眠できる住居がいいと望むのなら一番奥に 建っている物件を選ぶのがいいでしょう。 そこが売れてしまっていたら奥から2番目でもそう違いはありませんですし、 残された選択肢の中で最も奥の建物をターゲットにしましょう。 10メートル離れるだけでも騒音の大きさは結構違ってきます。

車の駐車

一番奥にある建物なので、駐車場も表の道路から一番遠くになります。 距離だけの問題なら自動車ですしたいしたことはないのですが、分譲旧宅の中の 道路はたいていそんなに幅が広くありません。 だからといってまっすぐ前進する分にはぶつけることもないでしょうが、頭から 駐車したら出庫のときに厳しい思いをするかもしれません。 切り返せる幅がなかったらバックで表の道路まで進まなければならなく、これが 出勤ごとに毎日だと朝からタイヘンです。 熟練ドライバーでも神経をすり減らすバックの運転で出発するしかない、これは 毎日がハードになりそうで気が滅入ります。 そうならないように入庫時に頭から入れないようにするには、分譲住宅の路地に バックで進入するしかないので結局は同じことです。 ある程度幅があったり切り返せる余地があればこの問題は発生しませんが、 奥の突き当たりの住宅を選ぶ場合は駐車スペースの位置とルートを確認しましょう。

余裕のあるケース

突き当たりの駐車スペースに楽々駐車でき苦も無く出発できるほど路地の幅が あったりスペースに余裕がある場合は、逆に大きなチャンスになるかもしれません。 分譲住宅の路地はみんなで使う共用の道路なので勝手に独り占めをしてはならない 平等な部分なのだけれど、突き当たりに至る最後の箇所は他の住民は使うことが ないので自分達専用みたいな感じになります。 入り口付近や中間だとみんなが通行するので邪魔にならないように、物を置いたり 車を停めるのはタブーとなりますが、突き当りなら誰も文句はいいません。 あんまり派手にやると苦情がくるかもしれませんが、友人が訪ねてきたときに 自転車やバイクを停めたりする程度のことなら許されるでしょう。 とりあえず誰も使わない、自分達しか踏み入ることのない領域があるというだけで ちょっとお得な感じがします。 意外と便利なエリアですし、この部分を観察してメリットがありそうなら最奥の 住宅を選択するのもいいかもしれません。